設立趣旨
人間は、どこの国に生まれ育とうが、
食糧、医療、教育は、等しく受ける権利があります。
歯科医療の分野の現状はどうでしょうか?
同じアジアをみた場合、ASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国である10か国
(タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、
ベトナム、ミャンマー、ラオス、 カンボジア)の歯科医療の現状は、
国家資格有無をはじめ、国、地域格差が激しく、
衛生意識、治療レベルにも相当のバラツキがあり、
必要最低限、もしくは、適正な歯科治療を多くの人がうけられているというわけではありません。
この現状をみたとき、歯科医療に携わる私たちにできることはないかを考えました。
そこで、私どもは、歯科医療に携わるアジアの一員として、
アセアン諸国の歯科医療レベルの向上に寄与することを目的として、
「一般社団法人 アセアン歯科医療ネットワーク」を設立いたしました。
具体的には、アセアン諸国の歯科医師や歯科医療関係者を日本に招いての研修や交流、
日本の歯科医師及び歯科理療関係者を現地に派遣し、
現地指導を活動の主軸といたします。